2007年10月19日
【倒産お知らせメール】エフエックス札幌が倒産!!資金凍結、全ポジションはなんと強制決済!
エフエックス札幌が倒産しました。
証拠金は分別管理されているだけ(信託保全されていない)なので、証拠金が全額戻ってくる可能性は少ないと思われます。
最近では、塚本証券のFX事業撤退など、日本のFX会社も今後淘汰されていく運命にあるのでしょうか?
今後の行方が気になるところです。
■「信託保全」とは
顧客の資金を信託銀行に信託する事で取引会社に万が一の事があっても、信託銀行から信託管理人を通じて資金が返却されるというもの。
■「信託保全」という言葉だけで安心しちゃダメ
「信託保全」を行っているといっても、証拠金の100%全額を信託しているかどうかはわからない。(資金の50%だけしか信託されていない可能性もある)
また、信託されるタイミング(タイムラグ)も重要。翌日すぐに信託しているのであればリスクは少ないが、週1度の信託のタイミングであればその期間はただの「分別管理」の状態であるためリスクにさらされる。
【信託保全】しているFX会社
外為どっとコム
セントラル短資
オクトキュービック
サイバーエージェントFX
ひまわり証券
マネースクウェア・ジャパン
■「くりっく365」は「信託保全」ではない
日本初の取引所為替証拠金取引「くりっく365」は「資金の安全性」を売りにしている。取引会社は、毎日証拠金を【100%】取引所へ預託しているので、その面では安全性が高い。ただし、東京金融取引所がその資金を「信託している訳ではない」ので、取引所が倒産した場合を考えるとどうなるのかは不明。
【くりっく365】取り扱い業者
ばんせい証券
スター為替株式会社
ユニマット山丸証券
豊商事
インバスト証券
■勝手なコメント
まぁ、取引所の倒産まで考えてたらキリがないような気もします…「くりっく365」でも不安な方は、そもそもFXなんてやらないで「タンス貯金」してた方がいいかもしれないですね。それにしても、エフエックス札幌が行った「強制決済」は惨いですね…せめて期限付きでの「自己決済」をOKにして欲しかったというのが顧客の方の本音でしょうか。今回の件で、益々「資金の安全性」について注目が集まることでしょう。
これが顧客宛に送られてきたメールです。
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| 「エフエックスワールド・オンライン」【重要】最重要お知らせ
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●●様
株式会社エフエックス札幌 の、
エフエックスワールド・オンライン をご利用いただき、有り難うございます。
平成19 年10月17日
お客様各位
株式会社エフエックス札幌
代表取締役社長 谷 康廣
お 知 ら せ
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊社は現在債務超過の状態にあり、債務超過解消の目処が立っていないことから、お客様の損益を確定させるべく本日ポジションの強制手仕舞いをさせて頂きます。
皆様の温かいご支援の中での苦渋の選択となりましたが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ご出金につきましては、ご希望に添えない状態になっておりますので、今後につきましては、改めてご連絡をさせて頂きます。
尚、ご不明な点やご質問等ございましたら、本社(011-252-1218)までご連絡下さい。
皆様のご愛顧に心から感謝申し上げますとともに、皆様の今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
敬 具
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| 発行人 : 株式会社エフエックス札幌
| 北海道財務局長(金商)第2号
| 社団法人 金融先物取引業協会 第1537号
| 〒060-0061
| 札幌市中央区南1条西5丁目16-40プレジデント松井ビル 10F
| TEL : 011-252-1218
| FAX : 011-252-1219
|
| mailto: info@fxsapporo.co.jp
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追記:10月23日
外為証拠金、札幌の業者営業停止、サブプライム自己売買損失、顧客分も強制決済。
札幌市の個人投資家向け外為証拠金取引業者、エフエックス札幌(谷康広社長)が自己売買取引の失敗から債務超過状態に陥り、営業を停止したことが二十日明らかになった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけとした急激な円高・ドル安で損失が発生した。同社は顧客に対して、十七日付で損益確定のため取引を強制的に決済したことを文書や電子メールなどで一方的に通知した。
金融庁の出先機関のある北海道財務局は先週後半にこの事実関係を把握。金融商品取引法など法令違反の有無を含め調査を始めたもようだ。
金商法によると、外為証拠金業者など金融商品取引業者は、顧客資産と自己資産を分離して管理することが義務づけられている。分離していないと経営破綻時に顧客に被害が及ぶためだ。エフエックス札幌が分別管理を徹底していない場合は、九月末に完全施行した金商法違反に初めて問われる可能性もある。
エフエックス札幌は今後の運営について弁護士と協議中で週明けにも正式に決めるとみられる。八月のサブプライム問題に伴う円急騰で個人投資家の一部は損失を受けたが、業者がサブプライムで営業停止に陥ったのは初めてとみられる。
同社は二〇〇三年創業。〇七年六月末の預かり証拠金は二十五億円程度、口座数は八百二十八。〇六年八月期の売上高は四億一千七百万円。(10月21日:日経朝刊より抜粋)
札幌の為替証拠金業者、業務停止命令へ・金商法違反で
北海道財務局は22日、外国為替証拠金取引のエフエックス札幌(札幌市、谷康広社長)が債務超過状態に陥ったため、金融商品取引法に基づく業務停止命令を同社に発動することを決めた。同社は自己売買の失敗から損失を計上。損益確定のため顧客の取引を強制的に決済するなど、消費者保護の観点から問題が多いと判断した。
金商法に基づく業務停止命令の発動は同法の全面施行後、初めて。同社は同日午前、札幌地裁に自己破産を申請、地裁は破産手続きの開始を決定した。負債総額は約23億3000万円。
同社は17日付で取引の強制決済を文書や電子メールで一方的に顧客に通知。顧客の返金要求にも応じていない。財務局は同社が自己資産と顧客資産を分けて管理する分別管理をしていない可能性があるとして、金商法違反がないか調査を始めたもようだ。(10月22日:日経夕刊より抜粋)
札幌の外為証拠金業者が自己破産、財務局、業務停止命令を発動、証拠金保全は難しく。
札幌市の外国為替証拠金取引業者、エフエックス札幌は二十二日、札幌地裁に自己破産を申請し、地裁は破産手続きの開始を決定した。これを受けて北海道財務局はエフエックス札幌に、金融商品取引法に基づく業務停止命令を発動した。自己資産と顧客資産を分けて管理する分別管理義務に違反。財務の健全性を示す自己資本規制比率でも虚偽の数値を財務局に報告していた。
金融庁の出先がある北海道財務局は証拠金の保全努力などを求める業務改善命令も発動した。ただ二十億円程度とみられる顧客から預かった証拠金の保全は極めて厳しいという。負債総額二十三億三千万円に対し証拠金を含む資産は一億四千万円にとどまっている。
債権を持つ投資家は五百八十八人。最大で一億円を預けた顧客がいるという。同日記者会見した破産管財人は「破産手続きでは投資家の証拠金は一般の債権者として扱われ、戻る配当は少額とみられる」と語った。財務局は刑事告発を「投資家への影響や悪質性などを考え慎重に検討する」(理財部)としている。
エフエックス札幌は八月中旬にサブプライム問題の影響で円高が急速に進んだ際、顧客からの大量注文を取り次ごうとして海外の金融機関との取引に失敗。金融機関に差し入れていた顧客の証拠金が急激に目減りした。十七日付で顧客の取引の強制終了を通告し、顧客からの相次ぐ出金要請にも応じなかった。(10月23日:日経朝刊より抜粋)
※今後の行方に注目です。
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